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クロッキーの小部屋

第8話 博士からの依頼

どうにか無事に糸を外せたルビーであった。
ルビー「ふぃー恐かったぁ。絶叫マシン並だぜ」
ハルカ「本当にだらしないわね、それでも男?」
ルビー「なんだと!お前もやってみればわかるさ!」
オダマキ「まぁまぁとにかく話を聞いてくれ。ここまで走ってきたのはわけがあるんだ」
ルビー「どんな用事ですか!?」
ルビーは少し乗り気であった。なぜなら、お礼としてなにか貰えるかもしれなかったからだ。
オダマキ「トウカシティは知っているだろ」
ルビー「ハイ!なにせ俺のパパが住んでいる町ですからね!」
オダマキ「その町のはずれの家に、ミツル君という子がいるのだが・・・その子にこのポケモン図鑑を渡して欲しいんだ」
ハルカ「子?トレーナーじゃないんですか?」
オダマキ「まだポケモンを持った事がなくってね・・・引き受けてくれるかい?」
ルビー「ハイ!任せて下さい!・・・それと博士お礼はあるんですか?」
ハルカ「あるわけないでしょ!」
オダマキ「いやあるかもしれないぞ」
ルビー「あるかもってどうゆうことですか?」
オダマキ「依頼を頼んだのは君のパパだから、パパからなにか貰えるかもしれないぞ」
ルビー「やったぁ!!」
ハルカ「はしゃぎ過ぎよ」
オダマキ「まぁとにかく、ミツル君に渡しておいてくれよ」
ハルカ「わかったわパパ」
ルビー「わかりました!博士!」
オダマキ「それじゃぁ私は研究所に戻るから」
ハルカ「きょうつけて帰るのよパパ」
オダマキ「あたりまえさ。子供じゃあるまいし」
ルビー「それじゃぁ改めて行ってきます!博士」
オダマキ「うむ。それじゃぁな」
そう言って博士は帰って行った。
ルビー「パパから何を貰えるのかなぁ?期待してるよパパ!」
ハルカ「貰えなかったりして(笑)」
ルビー「ハルカ、そんな事言うなよな!」
こうして歩いていく二人であった。次の町、コトキタウンを目指して。
               第8話終わり


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